ここにきて、パラニトロ安息香酸に対するお問い合わせが数件ありました。

製品が手に入りにくくなっているそうです。そのため、価格も大きく上昇しているとのことで、原料を提供するのでオプティで製造できないだろうかというものでした。

中国での生産がストップした、という情報も入っています。

パラニトロ安息香酸に係わり始めた当初、コストが見合わないのではないのかといわれてきましたが、原油の高騰をきっかけに廃発泡スチロールを原料として製造するパラニトロ安息香酸およびパラアミノ安息香酸が注目され始めたということのようです。

調べてみていただければ分かると思いますが、この2つの製品はけっこう高価な製品なんですよ。

アラミド繊維、液晶、医薬品(部分麻酔剤)の原料として使うことができる、高付加価値な原料なんです。

それが発泡スチロールのゴミを原料に作ることができるんです。一日も早く売り上げを伸ばし、装置を作り、実用化したいと思っています。


さて今日は、岐阜県で美味しいシュウマイを製造している桂林閣さんを訪問し、BDF(バイオディーゼル)製造装置の設置場所を決めてきます。

ここにきて、バイオディーゼルに対する弊社の考え方が理解され始めました。4日も静岡県の網代にあるスーパーさんにBDFの製造プロセスについて説明してきます。

燃料価格高騰が続く今、BDFが見直されています。しかし、廃てんぷら油を使用する場合、劣化している油が多いためBDFにならず、新たな廃棄物を排出してしまいます。場合によってはメタノールや苛性ソーダによって危険な廃棄物を副生してしまうからです。

こういったことは事前に伝えることが必要で、知らずに装置を導入し、まったく稼動していない装置があちらこちらにあるという話も聞いています。

BDFは装置よりも、化学知識が重要になります。装置があれば誰でも作れると思ったら大間違い!
てんぷら油も色々な成分が混合しています。特に、廃てんぷら油の場合「飽和脂肪酸」「不飽和脂肪酸」「遊離脂肪酸」が含まれているため・・・この3つのきワードに対して拒否反応があった人は、BDFを作る資格がないかもしれませんね。

環境を良くしようと取り組んだはずなのに、環境を悪化させているということもあります。バイオディーゼルを製造する場合は、くれぐれも専門知識を持った上で取り組んでもらいたいものです。